☆シニアになっても現役で☆

定年後も現役で働きたい方へお役立ち情報をお届けします!

看護師に定年がないって本当?

年金支給の年齢が段階的に引き上げられたことを受け、定年を迎える60歳以降も働きたいと希望する人達を企業が雇用することが法律で義務づけられるようになった。看護師も例外ではなく、公務員の制度に準じた国公立病院は60歳、民間の病院は60歳~65歳が一般的な定年の年齢だが、その後も再雇用で働く人が増加の傾向にある。

定年退職そのものを設けていない病院や忙しい病院では、嘱託という時間に縛られない形で継続して働けるケースも少なくない。たくさんの症例を経験し、技術も確かなベテラン看護師は、病院側にとっても頼りになる人材なのは事実である。特に、精神科病棟や緩和病棟は、看護師の再雇用が多い傾向にある。理由として、これらの病棟は仕事の内容が難しいケースが多く、コミュニケーション能力や長年培ってきたスキルを持つ人材が求められており、若手看護師の相談役などとしても頼りになる存在として活躍が期待されていることが挙げられる。また、慢性的な人手不足に悩む介護保健施設などにも需要がある。利用者の健康管理や内服管理など、看護もある程度決まったことしか行わなくて済むので、病院と比べると身体の負担が少なく、年齢を問わずに働けるからだ。

さらに、実際に施設を設立して運営を行うバイタリティ溢れる人もいる。このように退職後も看護師が活躍できるフィールドは広く、自分の身体や技術が許す限り働きたいと考えている人が増えている上に、優れた人材を確保するために年齢を考慮した働きやすい環境作りに取り組んでいる職場も増えている。可能な限り長く看護の現場で働きたいと望む人は、定年退職以降の看護師の働き方を紹介している専門サイトで、データ収集をしておくと良いだろう。>>>参考サイト